ミニ・レビュー
聴いていて幸せな気分になれるCDだ。レパートリーはバロックから近代まで、1曲1曲ていねいな演奏だ。録音は教会で行なわれ、響きのまとまりもよく快い。古い町での宵のコンサートの情景が目にうかぶ、そんなCD。
収録曲
019つのドイツ・アリア〜「わが魂は見ながらにして聴く」 (ヘンデル)
02カンタータ「快い孤独」 (A.スカルラッティ)
03アリエッタ「いとしいナイチンゲール」 (ラモー)
04カンタータ「満足について」BWV204〜アリア「わが魂を充たすべし」 (バッハ)
05アルベルト・ルートハルトの詩による「三つのクリスマス頌歌」 (マルタン)
06ロンサールによる二つの詩op.26 (ルーセル)
07マダガスカルの歌 (ラヴェル)
演奏
カトリーン・グラーフ(S)ペーター=ルーカス・グラーフ(fl)アレキサンダー・ヴァン・ヴァインコープ(vn)ラファエル・アルトヴェーク(vc)小林道夫(hc)